『Shuhari-DBMirror(シュハリ DBミラー)』は、メインフレームのデータベース(DMSU)の更新と同期をとり、DBサーバーに用意したオープン系RDBへ“リアルタイム”にレプリケーションを行うものです。DMSUの「安定性、堅牢性」の他、RDBの「使い勝手の良さ」が加わり、業務系システムの可能性が格段に広がります。
また、対応可能なRDBは、MS-SQLServerの他、PostgreSQL、Firebird など無償のデータベースソフトにも対応しておりますので、安価に環境を整えることが可能です。

特徴Shuhari-DBMirrorなら、こんなことができます!

「Shuhari-DBMirror」は、クライアントにて最終更新ポインターの管理を行い、差分の更新情報をホストから受け取る無駄のない動きで、リアルタイムの同期を実現します。

DMSⅡ(ホストデータベース)の再編成も動的に反映!

DMSⅡの再編成を行なった場合でも、特別な処理は不要です。クライアントが変更内容を取得し、RDB(リレーショナルデータベース)へ自動的に反映します。

DMSⅡと同期更新したRDBから自由自在にデータ抽出
DMSⅡから同期更新したRDBより、SQL文を使い自由な条件でデータ抽出することが可能です。データ抽出のために特別なプログラムを作成する必要はありません。またDMSⅡのSET(キー)に依存することなくデータを取り出すことができます。
※但し、条件によっては、適宜RDBにINDEXを設定する必要があります。
※照会画面からダウンロードまでの一連のイメージは こちら をご覧下さい
リアルタイム更新でストレスフリー
DMSⅡからRDBへの“リアルタイム”なレプリケーションが可能です。これにより、登録後すぐにRDB側のデータを使用することができ、ストレスのない子画面検索などへの活用ができます。
※ホスト更新から、最大3秒以内の更新を“リアルタイム”と定義しています。
※リアルタイム更新についてのデモサンプルの確認は こちら をご覧下さい (Flash動画が別ウィンドウで開きます)
無償データベースソフトへのレプリケーションもOK

レプリケーション先のRDBについては、現在Microsoft SQL Serverのほか、無償のPostgreSQL、Firebird にも対応しています。これにより、インフラコストを格段に抑えることが可能です。

※DBMirrorは、ClearPathサーバー内に、“Serverモジュール”をDBサーバー側に“Clientモジュール”をそれぞれ独立して配備しています。よって、その他のRDBデータベースソフトに関しては、個々に“Clientモジュール”を作成することで対応が可能となります。ご依頼に応じて弊社にて承ることも可能ですが、お客様にて開発していただくことも可能です。

モダナイズした業務システムへの第一歩
キーの制約のあるDMSⅡとは異なり、レプリケーションしたRDBからは、Web画面としてあいまい検索、深度のある照会・検索、情報量の多い照会などの画面作成が可能となります。ホストからだけでは限界のある業務システムのWeb化ですが、こうしたRDBを利用することで、よりユーザーライクなものにモダナイズすることができます。
※RDBからのあいまい検索についてのデモサンプルの確認は こちら をご覧下さい (Flash動画が別ウィンドウで開きます)
ホストとDBサーバー(RDB)の役割分担で、負荷分散
業務処理と基本データ管理はホストで、検索やデータ抽出はレプリケーションしたRDBを持つDBサーバーからと、それぞれの特徴を生かした業務システムを構築することが可能となります。これにより、ホスト一極集中の負荷を分散することができます。